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図面や制作方法は高速化事業部公式ホームページを参考にして製作を行いました。

今回使用した木材はMDF15mmで、サブロクで購入しても3000円程度と安価でした。
地元のホームセンターにて購入。
MDFは反り返りがほとんど皆無であるため、木工にはもってこいな木材でありスピーカー製作では重宝しています。
またMDFは高級なスピーカーにも使われているので、音質的にも優れていると示唆されます。

最近はホームセンターで木材をカットしてくれるところがあるので、そこを利用すれば素人でも切り間違いが無く簡単にスピーカーが作れると思います。
寸法の間違いは何度も確認してください。
それでは順を追って作っていきましょうヽ(・∀・)ノ




とりあえずカットしたMDFの山です。
これで1セット分。
それでもサブロクで切り出せばもう1セット作れるので、2台作るか、他のスピーカーを設計するか、何か別の物を作るか工夫すると面白いかも。
私は余りの木材からバスレフタイプのスピーカーを2セット作りました。




内側に穴を開けるところを鉛筆で書きます。
丸穴はコンパスで描きました。
今回使用したユニットはFOSTEXFE83Eというユニットなので直径72mmとなっています。




穴を開けるところを描いたら後はドリルでひたすら穴開けを行います。
電動ジグソーとかあれば作業が早く終わるのですが、生憎私は電動ジグソーをもっていないので穴を複数あけてくり抜く方法で行いました。
この方法は時間がかかりますが、致命的なミスが防げるというメリットがあります。




電動ドリルで穴を開けている写真です。
必ずMDFを作業台に固定してから作業を行ってください。
電動ドリルが無いなら手回しドリルでも簡単に穴を開ける事が出来ます。
流石MDF。もろい。
そして作業性が(・∀・)イイ




穴を空けたら100円均一で売っていた糸鋸で穴の間を切り取ります。
これもまた時間がかかる(つД`)
そして腕が疲れる・・・・・・
糸鋸が折れる・・・・・・




上から見た写真ですね。
こんな感じでちまちまちまちま・・・・・・
(;´Д`)だるい作業だ・・・・・・




やっと穴開け完了ヽ(・∀・)ノ
いびつな形でも今は気にしない。
ここからがもっとも大変な作業の始まりです。




丸い棒に目の粗い紙やすりを巻きつけて、先ほど切り抜いた穴を正円になるように削って行きます。
時折ターミナルが綺麗にはまるか確認しながら作業を行うと良いです。
すぐに紙やすりがダメになってしまうので、予め何枚か買っておくと良いでしょう。
また仕上げように目の細かい紙やすりも必要なので事前に調達しておきましょう。




アレだけボコボコだった穴も根気良く削れば綺麗になります。




そしてターミナルをはめてみる。
苦労が報われる瞬間です(つД`)
さてもう一セットも頑張って削るぞ♪




同様にスピーカーユニットを取り付ける穴も開けていきます。
1セットで合計4つ穴を開けては削って整える作業を行わないといけないので相当大変でした。
せめてターミナル部分はセパレート型にすれば良かったと今更ながらに公開します。
穴一つ開ければ完成ですし・・・・・・
しかしセパレートタイプのターミナルは値段が高いので今回はこれで我慢。




前面の穴も無事に開けたので先ほどの作業を同様に行います。




穴あけが終わったらスピーカー内部に使う部品を組み合わせて接着します。
これを終わらせておかないと二日目以降の作業に支障をきたすので要注意。
穴開けが終わったらさっさとやってしまいましょう。
写真のように木工ボンドをたっぷりと塗りつけます。




ペアで平行して作ると接着時に写真のように重ねる事ができます。
最初は重い物を乗せて、ボンドが乾いてきたら少しずつ重いものを乗せていきましょう。
大体5〜6時間放置した方が無難です。
続きの作業はまた翌日に。
一日目
二日目