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スピーカー製作にて、材料や工程の都合、手を抜いてしまった部分を修正するため、スピーカーを再びいじりました。
今回行った作業はコードの交換と、スピーカーターミナルの取り付けです。
結果としてちゃんとした密閉型となりました。




先日作ったスピーカーの裏面のビスを外し、後ろを開けました。
適当にユニットを押し込んだつもりでしたが、しっかりと吸音材がつまっていました。




先日はんだづけしたところをはんだごてで再び溶かし、はんだとりで溶けたはんだを吸い込みながら、コードを外します。
はんだとりのなかから円柱状に固まったはんだが出てくるので面白いです。



1m700円程度の太いケーブルを使ったため、ユニットの外で接続してからでは、エンクロージャーに取り付けることが不可能だったため、エンクロージャーにユニットを固定してからコードのはんだづけを行いました。
暗いし、ユニットの磁石がはんだごてを吸いつけようとするし、大変でしたがなんとかはんだづけに成功しました。



今回用いたスピーカーターミナル。
ステレオ分で1000円しますが、まぁ妥当な値段でしょう。

もうちょっと安い製品もありましたが、背面に取り付けるならこっちの方が便利だと思い、こちらを購入。



スピーカーターミナルを接続するために、背面の楕円形だった穴をやすりを使って、根気良くゴシゴシ擦って長方形に拡張しました。




スピーカーターミナルはビスで接続します。
しかし、ビスが長すぎるために、板厚をはるかに越えてしまいましたが、ユニットに干渉するほどではなかったので無視しました。



裏側です。
ビスが貫通していますが、特に問題はないでしょう。




吸音材を詰め込んで、スピーカーターミナルの端子にコードをはんだづけし、閉じればお終い。
作業自体は単純でしたが、やすりをかけたりはんだに苦労したために作業時間は3時間程度かかりました。



こんな感じに完成しました。
意外にカッコいいと思いませんか?

製作後記2
今回スピーカーターミナルの取り付けとコードの交換を行いましたが、それほど音の面で大きな差がでる作業ではありません。
背面の楕円の穴は別のもので塞いでも問題ないし、コードにこだわりがないなら安いコードを使用していても何も問題はありません。
なぜ、部品を変えたりいじるのか?
それがこだわりです。

今回はこれにて終了。
次回は吸音材として、のぽぽんについてきた竹炭サシェを突っ込んでみようかと思います。

2005/3/1 追記
吸音材を半分の量にし、竹炭サシェを突っ込んでみた。
けれど音が変わった感じがしません。
自分の耳がだめぽ(;´Д`)
スピーカー製作記 その2