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いくらなんでもパソコンの上にアンプを置いて、その上にCDプレーヤーを直置きするのはあんまりだろうと思い、急遽オーディオラックを探すことに。
しかしながらホームセンターや家具のアウトレットに行ってオーディオラックを探してみたのですが、これといった(・∀・)イイ!!物は見当たらず。
あったとしても値段が一流で手がでなかったり……
貧乏学生の知恵を絞り、結局自分で作ってしまうことにしました。

アンプとCDプレーヤーが収まればいいので、それで設計を行うことに。

アンプはYAMAHADSP-AX540 (横435×縦161×奥行き390mm)
CDプレーヤーはCECCD3300  (横433×縦102×奥行き306mm)

とりあえずスピーカー工作と同じ容量で図面を描いてみる。



こんな感じに描けました。
高さに使う板は2枚合わせにして強度を上げることに。
また部屋のレイアウトの変更にも対応できるようにセパレート方式としました。
通称サブロク板を余すところ無く使う設計です。

ただ、ノコ目を考慮すると900×1800の板ではこの図面とおりにカットが出来ないので注意が必要です。
縦方向の450mmを445mmに、横方向の560mmを550mmにすれば大丈夫でしょう。

板厚は24mmで製作しようと思っていましたが、MDF材が15mmまでしか売っていなかったので15mmで製作することにしました。




ホームセンターで材料を調達してきました。
MDFは板反りも無く使いやすいのですが、もろい為にネジが使えないという難点があります。
ネジは使わずに木工ボンドで作る予定だったのでまぁ問題は無いかと。
ホームセンターのカットサービスを使えばそれなりの精度で材料を切ってもらえるので、工作の素人にも安心です。




とりあえず縦方向の板を張り合わせるために、板の片側にボンドを伸ばして貼り付けます。
満遍なく伸ばすのが製作のコツです。




貼り付けたらそのまま放置せずに重りを載せてきっちりとくっつくまで放置します。
大体30分もあれば大丈夫でしょう。
不安な人は1時間ぐらい放置しておくと良いかもしれません。




縦方向の板を張り合わせるときも同様で、ボンドを伸ばしてから張り合わせます。
ボンドの量が多いとはみ出す量が多くなってしまうため、最初は少し多く、真中辺りで少し減らして、最後にまた少し多くするといったように工夫すると、ボンドを伸ばすときにはみ出す量が少なく楽です。




こんな感じにボンドを伸ばします。
ボンドの量をケチって薄く伸ばすと、完成してから剥がれる可能性があるので、ケチらずに使いましょうヽ(・∀・)ノ




縦方向の板を重りを載せて固定するのは困難なので、ハタガネを使って固定するのが一番でしょう。
ハタガネで強く固定すると、接着面の隙間からボンドがはみ出てくるので布とか雑巾で必ず拭き取るように注意しましょう。
ボンドが乾いてしまうと、仕上げの時に固まったボンドを剥がす作業が加わり大変です。




ボンドを塗って板を載せたらハタガネで固定してオーディオラックが1つ完成。
ただ箱を作っただけなので、特に難しいことはしていませんw
脇にはみ出た染みはボンドがはみ出たのを拭いた痕です。
紙ヤスリ等で丁寧に削れば簡単に落ちます。
しかも表面がツルツルになるので、ツルツルフェチな人も満足出来るでしょう。




同じような作業をもう1回やってオーディオラックが完成ヽ(・∀・)ノ
サブロク板をほとんど余すところ無く使っているので重量が相当重いです。
今回は特に仕上げをしなかったのでこのまま部屋で使っていますが、仕上げをする場合は紙ヤスリで角を落としたり、表面を磨いたり、とのこで木材の目を念入りに埋めてから塗装するとかしてください。
仕上げは組み立てよりも5倍以上時間がかかるでしょう……




完成したものを設置したらこんな感じになりました。
部屋の隙間にきっちりと収まったので満足ですヽ(・∀・)ノ
ただケチをつけるなら奥行きを長く取りすぎたというところですね。
ラックの上に物がおけるので、その長さも役立っていることは事実なのですが……
(;´Д`)うーむ








オーディオラック製作